合掌

 このたびは「第54回日蓮宗青年僧 北海道結集札幌大会」に格別のご高配、ご参加を賜りまして誠に有り難うございました。

 今大会は5月16日〜17日の日程で、16日午後1:00から青年僧311名が4班に分かれ、札幌市内の4ケ所の寺院を中心に唱題行脚を行わせて頂きました。

 『北から始まる原点回帰・若き力は無限大∞』をテーマに北海道を開教した先師の思いに心をよせ、行脚をさせて頂こうと北海道東西南北の青年僧が異体同心に準備を進めさせて頂きました。当日は交通機関に影響が出るほどの暴風により太鼓を叩くのも、玄題旗を持つのも、御題目を唱えるのも大変困難でした。北海道を開教した先師たちに「全国の青年僧よ、御題目・法華経を広めるのは困難な事である。」と身をもって教えて頂いた気が致しました。午後6:30にはご来賓各聖をお迎えして札幌パークホテルにて懇親会、翌日17日代表者会議・総会を開催致しました。今般無事に大会を円成できましたことは、ご協力いただきました各聖、ご参加の皆様のご尽力の賜物と深く感謝申し上げますとともに、今後とも変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。各聖のご法体健全と寺門のご隆昌を北の大地より心よりご祈念申し上げ、御礼のご挨拶にかえさせていただきます。

再拝

北海道結集札幌大会実行委員長 獅子原 光顕

ししはら

 

合掌

 去る5月16日(月)〜17日(火)、北海道札幌市に於いて「第54回全国日蓮宗青年僧北海道結集札幌大会」が開催され、全国各地より300名を超える青年僧が集いました。周知の通り、平成33年は宗祖降誕800年の記念すべき年になります。我ら青年僧も宗門を担うべき存在として、「一天四海 皆帰妙法」の祖願を達すべく、大会テーマを「北から始まる原点回帰~若き力は∞(無限大)~」として、全青年僧の心を一つにとの思いで、大会の記念品を鉢巻とし、全員が同じ鉢巻を締めて唱題行脚をさせていただきました。この鉢巻の文字は身延山第九十二世内野日総猊下直筆によるもので、大変貴重な鉢巻であります。今大会に止まらず、降誕800年に向けて全国各地で行われる唱題行脚では是非この貴重な鉢巻を締めて頂けると幸いに存じます。また、法主猊下に於かれましては、青年僧の意をお汲みいただき、御多端の折、筆を運んでいただきましたこと、改めまして衷心より厚く御礼申し上げる次第で御座います。

 さて、大会のメインでありました唱題行脚は市内4ヵ所のご寺院(瑞玄寺・光明寺・日登寺・妙心寺)を中心に行われました。最大風速が25mを超える非常に風の強い日で、玄題旗や団扇太鼓が風に煽られてしまう場面が多々ありましたが、その中を力強く歩を進め、唱えた御題目の声は強い風に乗り、普段であれば遠く届くはずのない人々にまで聞こえたことでしょう。その御題目はやがて新たな御縁を結ぶきっかけとなるに違いないと確信しております。

 翌17日には全国日蓮宗青年会代表者会議が行われ、会の運営が松森孝雄会長をはじめとする第31代執行部より、藤井教祥会長をはじめとする第32代執行部へとバトンタッチされました。藤井教祥会長は所信表明の挨拶の中で、青年僧が一生懸命に「実行」するのは当然のこと、一歩上の「実効」を目指した活動をしていきたいとの抱負を述べると、会場からは力強い拍手が沸き起こりました。また、代表者会議の最後には、4月14日及び16日に熊本・大分を襲った地震の被害状況と現状が熊本日青会より伝えられました。全国から集まったボランティアの人々の活動に対する深い感謝の言葉に、「ガンバレ熊本!」の熱いエールを送る拍手が沸き起こり、若き力を結集した「第54回全国日蓮宗青年僧北海道結集札幌大会」はこれを以て無事に閉会致しました。

 結びとなりましたが、本大会に際し御理解と御協力を賜りました各御寺院、各聖、遠近各地より御来賀賜りました来賓各聖、獅子原光顕大会実行委員長をはじめ、異体同心に唱題行脚をしていただいた全国青年僧各聖に心より御礼申し上げ、大会無事円成の御報告とさせていただきます。

全国日蓮宗青年会結集担当委員長  北村 舜晴

北村

 

 

houmi

北村挨拶

syuugou

ユウセン行脚

もたい

最上

妙心寺おじぎ

にそ寺

きたむら導師

光明寺内

日登寺内

妙心寺内

光明寺外

soto集合

妙心寺

matumori

31代

旗授与

32代

阪口

会議たか

会議藤井