平成28年3月25日
青少年教化担当委員長 川上洋行

第5回集まれ東北のこどもたちin東京 第1回会議
平成27年7月3日11:00~ 小伝馬町 身延別院にて 出席 14名

第5回集まれ東北の子どもたちin東京 第2回会議
平成27年9月15日10:00~ 京都市 本山本法寺にて 出席者 15名

第5回集まれ東北の子どもたちin東京 第3回会議
平成27年11月23日 14:00上野駅集合、鴎外荘見学、15:00 興善寺にて 出席者 13名

第5回集まれ東北の子どもたちin東京 第4回会議
平成28年3月25日 15:00~ 東京台東区 妙音寺にて 出席者 11名

男子2名、女子8名。中学1年生から専門学校1年生の10名が参加(1名初参加)
(参加予定だった1名が風邪のため急遽不参加)
スタッフ:24名(のべ人数)

全日青関係
伊東政浩(29代会長)、小泉輝泰(30代会長)、松森孝雄、梅澤宣周、野澤智秀、藤井教祥、遠山玄秀、山本応也、吉野俊幸、石井孝憲、高嵜照道、北山孝顕、山田恵隆、間宮秀文、山田瀧仙、阿部是眞、三田圓明、小林智厚、三田村龍伸、川上洋行、以上20名。

その他
日本こども支援協会、岩手県里親会、ミュージシャン、派遣看護士、以上4名。

旅行業者:トラベル日本


12月26日

 早朝6:40に宮古駅からバスにて出発。山田町、大槌町を経由し参加者の子どもたちを迎え、緊張の表情の子どもたちと新花巻駅へ。新花巻駅では岩手県里親会会長、梅澤委員長他2名と合流し、仙台駅では三田副ブロック長が、宇都宮駅では野澤委員長が合流し、和やかに新幹線にて上野駅へ到着。上野駅ではスタッフ総出で駅ホームにて出迎え、お帰りの歓声と1年ぶりに再会する喜びで子どもたちのテンションも上がっていたようだ。

 バスにて東京大學へと向かい、校内を見学、準教授、大学院生、留学生からの東京大學の説明、子どもも大人も色々と質問し、普段の生活の取り組みなどを見学勉強致しました。

 その後、宿泊施設である池上本門寺・朗峰会館へと向かい、到着後、子どもたちとスタッフも混ざり夕食。

 夕食後、自己紹介の後、2日目の散策場所を決めるため、秋葉原、巣鴨、原宿・渋谷、お台場などのプレゼンを行い、原宿・渋谷、お台場に決定。各グループに分かれ、それぞれの散策ルート、昼食の場所、買い物場所などの作戦会議を行い就寝。

第5回集まれ東北の子どもたち報告1 第5回集まれ東北の子どもたち報告2 第5回集まれ東北の子どもたち報告3 第5回集まれ東北の子どもたち報告4

 

12月27日

スタッフ  5:00 起床、朝勤出仕
子どもたち 7:00 起床
7:30 朝食

 身支度をそろえ、注意事項を説明し、各グループ事に出発
移動手段はそれぞれ検討した手段で(電車、バス、タクシーなど)
原宿・渋谷組2グループ、お台場組2グループ

18:00 朗峰会館へ

18:30 バイキング形式による夕食、その後、今回参加できなかったスタッフのビデオレター、手紙などを紹介し、散策しておもしろかった所、東京は人が多くて大変だ等、楽しくトーク、ゲームを行い、次の日の朝勤のため早くに就寝。

 この日は3名のスタッフが宿に残り、子どもたち用のアルバム制作に取り組んでくれた。出来映えや制作時間を考えると本当に頭が下がる思いでした。このアルバムを帰りの新幹線やバスの中でじっくりと思い出しながら見ている子どもが多数いました。

第5回集まれ東北の子どもたち報告5 第5回集まれ東北の子どもたち報告6 第5回集まれ東北の子どもたち報告7 第5回集まれ東北の子どもたち報告8 第5回集まれ東北の子どもたち報告9

 

12月28日

5:00 起床、朝勤出仕(子どもたち、スタッフ全員)

7:30 朝食

9:00 徒歩にて池上駅に向かい池上線、京浜東北線にて東京駅へ。

10:00 子どもたちと最後のふれあいの場であるキャラクターストリートで買い物

11:36発の新幹線で新花巻駅へ、駅ホームでお別れになるのだが、スタッフ、子どもたちのありがとうの笑顔と寂しさと色々な表情がまざったお別れでした。

 新幹線車中で昼食をとり、14:41新花巻駅着、ここで岩手県里親会会長、梅澤委員長他2名とお別れ、バスにて所定の場所まで送り、保護者にお渡しし、18:30最終目的地である蟇目駅に到着、10名の子どもたちにまた来年会おうと送り出しました。

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in東京を振り返って

 私自身2回目の集まれ東北の子どもたちでしたが、松森会長を始め、日本子ども支援協会様、全国里親会様、岩手県里親会様、過去より参加しているスタッフ、日青塾の皆様に助けられながらの事業でありました。

 トラベル日本の添乗員(第3回の業者)の方がおっしゃっておりましたが、バスで迎えに行ったとき、知っている顔の委員長がいたから子どもたちも緊張せず行けたのではとの話をいただき、子どもたちが私の顔を覚えてくれていたのだなと嬉しく思いました。

 最初の出発地より子どもたちと一緒だったが、上野駅でスタッフを見つけた時の子どもたちの笑顔が素晴らしかった。そして帰りのバスの中ではこれからどのような仕事に就きたいか、高校はどうするか、今回、参加できなかった兄弟の話などをしながら将来に向かっている子どもたちのたくましさを実感させられました。

 1年ぶりに会う子どもたち、初めて会う子どもたち、みんな最初は緊張し、大人たちも緊張していたが時間が経つにつれて馴染み、笑顔も増え、カメラを向けても顔を背けていた子どもたちも、笑顔やピースを見せてくれました。しかしその笑顔の裏にはどんな思いがあるのか。

 参加者の減少によりスタッフの数を考えなければならないと思う。

 次年度へ向けての再出発に関して、集まれ東北の子どもたち開催に関して、良いところ悪いところを精査し、これまでの集まれ東北の子どもたちよりももっと良い物を作り上げて行けるよう引き継ぎを行い、子どもたちの成長に負けず、私たち青年僧も僧侶としての経験もそうですが、多方面での色々な経験を積んで行かなければと思う3日間でした。

 この『集まれ東北のこどもたち』が大切な場になるように、そして大切な時間になるように子どもたちのために、私たちに出来ることを考え行動を!!

 子どもたちのために多くのご支援、助成をいただきました。
改めて御礼申し上げます。

全日青 青少年教化担当委員長
川上洋行