10月1日 愛知県名古屋市
ビルマ(ミャンマー)デモ弾圧犠牲者追悼法要参加報告
立正平和運動推進担当委員長
伊東 政浩
去る9月29日、愛知県名古屋市において、在日ビルマ人との交流を行っている本宗教師、妙本寺住職馬島浄圭法尼より、先のビルマで起きました軍事力によるデモ弾圧で犠牲にあわれましたビルマ僧侶、日本人ジャーナリストの長井健司さん、ビルマ国民の方々への、日本・ビルマ僧侶合同の「祈りの法要」参加の呼びかけが、全日青にございました。
全日青は、立正平和運動推進担当委員会が窓口となり、9月29日からの二日間参加者を募りました。
10月1日当日は、馬島法尼が行っているビルマ民主化支援運動には触れない事を前提に、ビルマの平和と安定を願い、名古屋日青会・尾張日青会・能登日青会より14名が参加致しました。
午前8時より雨の降るなか、名古屋市中区の久屋大通公園希望の広場に於いて、在日ビルマ人僧侶と日本人僧侶合同で平和の祈りを行いました。ビルマの方々のお話を伺い、強く平和を望む想いを胸にお題目三唱で締めくくりました。
祈り終了後、9時より愛知県庁に出向き、平和を求めるデモンストレーションに参加。
1997年12月5日に愛知県が発表した宣言『人権尊重の愛知県を目指して』には、「基本的人権の尊重は、我が国憲法の基本理念であり、すべての人々の人権が平等に尊重され、擁護されることが平和で幸福な社会をつくる礎です」とありますが、全国メディアでも報道されました通り、9月28日に馬島法尼とビルマ人より、愛知県知事へのビルマの平和を求める要望書の提出申し入れを拒否されてしまいました。
10月1日の11時に改めて受け取りを要望するため、当日10時に我々も法尼と共に県庁へ交渉に向かいました。結果、要望書を11時に無事、県民総務課に受取って頂く事が出来ました。
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軍事政権のデモ弾圧により、犠牲になられましたビルマ僧侶、日本人ジャーナリストの長井健司さん、ビルマ国民の方々への御回向と共に、ビルマ国民の皆様が一日でも早く平和な生活を送って頂けますことを御祈念申し上げます。
そして、雨の中ご参集賜りました各聖、武力で苦しむ人々の思いを一人でも多くの方にお伝え下さい。
日にち | スタート時間 | 終了時間 | アクション | 備考 |
9月29日 | 12:00 | ハンガーストライキ開始 | 名古屋市 栄 希望の泉 | |
10月1日 | 6:00 | ハンガーストライキ終了 | ||
8:00 | 8:30 | 祈りの時間(法要) | デモで亡くなったビルマ僧侶、長井健司さん、ビルマ国民のために日本・ビルマの僧侶が祈る | |
8:30 | 9:00 | 移動 | 希望の広場⇒愛知県庁 | |
9:00 | 15:00 | デモンストレーション | 11:00愛知県に要望書提出 | |
15:00 | 終了 | 報告、解散 |