本年度沖縄慰霊行脚の報告をさせて頂く前に、悲しいお知らせがございます。
我々と同じ志を持ち、千葉県より行脚にご参加頂きました一般参加の檀信徒が、行脚中に心筋梗塞により倒れられ、お亡くなりになられました。とても残念なことであります。
全国青年僧一同お悔やみを申し上げますと共に、心よりご冥福を御祈念致します。
全国日蓮宗青年会 会長 光岡 潮慶
【報 告】
平成20年6月23日「慰霊の日」、沖縄において毎年神奈川県一部日青会が行っています慰霊行脚に、今年も全日青立正平和運動推進委員会を通じて全国より約80名の青年僧と、約40名の檀信徒が参加させて頂きました。
20余万人もの戦没者の慰霊の為、そして不戦の誓いの為、更には祖願である立正安国・立正平和の世界の実現の為、糸満市街からひめゆりの塔、平和祈念公園へと唱題行脚を行い、そして、慰霊法要を琉球山法華経寺様にて営みました。
法要を営んだ法華経寺様は、社会に立脚し、安穏な社会づくり、人づくりの活動に日々精進されていまます。この活動は、宗門運動には欠かせない活動であります。われわれ青年僧は、この沖縄慰霊行脚を通じ、真の立正平和を目指し、そして、法華経寺様のこれらの活動を見習う必要があると実感致しました。
全国各地よりご参加頂きました青年僧の皆様、神奈川県一部日青会様、法華経寺の皆様まことにお疲れ様でございました。

神奈川県一部日青会を先頭に唱題行脚

ひめゆりの塔にて一読

摩文仁の丘頂上「黎明の塔」に向かい一読

平和記念公園にて一読